シンボリバトー（2014年生、母スイートスズラン）

シンボリバトー（2014年2月17日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋船（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時11歳）と交配したスイートスズランが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、地方7戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2017年の冬至特別(一般C2三)。

経歴

デビュー前

石井勝男厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2017年）

9月5日、デビュー戦は岡村健司騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は465kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュウノジャパンに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月27日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったカジノシップを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したウインアーカイヴスにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月21日、中3週で迎えた5戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の上州和牛賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレソルテを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月6日、中1週で迎えた6戦目は、地方もJRAも楽しめる!エフケイバ木更津（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、冬至特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のミサノリュウギョクに2馬身の差をつけて優勝