ミヤビチェリー（2004年生、母ツルオカシャモニー）

ミヤビチェリー（2004年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋サクランボ」。毛色は鹿毛。種牡馬のウイングアロー（当時9歳）と交配したツルオカシャモニーが11歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）富川牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方32戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年のフレッシュチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

柳沢好美厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

5月31日、デビュー戦は山口竜一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は466kg。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るラードロアームを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月20日、中6週で迎えた2戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのマンハッタンカフェ賞（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのアルカセット賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は山口竜一騎手（1戦1勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

9月16日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

10月11日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（2007年）

2月20日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた9戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は板野央騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月30日、中1週で迎えた13戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた14戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた15戦目は、3歳T1（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた16戦目は、3歳T1（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は板野央騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

7月25日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月28日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた18戦目は、小野ひまわり特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、伸びてきたマキハタサーブル決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

9月25日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた19戦目は、さんだ“有馬富士”特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

10月9日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた20戦目は、リフレッシュパーク市川特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で板野央騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた21戦目は、豊岡・但東シルク温泉特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月6日、中1週で迎えた22戦目は、カニソムリエ浜坂特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は板野央騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた23戦目は、ラジオ関西558賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は田中学騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

12月4日、中1週で迎えた24戦目は、西宮えべっさんの酒特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた25戦目は、多可特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

4歳（2008年）

1月30日、中5週で迎えた26戦目は、平岩潤一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A3二（園田ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

2月8日、連闘で迎えた27戦目は、日本盛カップ（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は板野央騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上A3一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上A3二（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は板野央騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

3月14日、中0週で迎えた30戦目は、4歳以上A3二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた31戦目は、ハッピー241賞（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中学騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

4月30日、中4週で迎えた32戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた33戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた34戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。