ラードロアーム（2004年生、母フレグラントローズ）
Ladro Aamu
2004.04.18
ラードロアーム（2004年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「強盗（伊）＋朝（スウェーデン語）」。毛色は栗毛。種牡馬のナリタトップロード（当時8歳）と交配したフレグラントローズが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）静内ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方33戦4勝2着6回。2007年の華月賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、静内ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2006年）
5月31日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミヤビチェリーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
6月7日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、モルフェマイハートに交わされて3馬身差の2着に敗北した。
6月21日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
7月18日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月12日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月28日、中1週で迎えた6戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のポッチャリケイをクビ差制して初勝利を挙げた。
10月10日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンシングパールからハナ差の2着に惜敗した。
10月25日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラッシュアンドゴーに1馬身半の差をつけて優勝
3歳（2007年）
6月7日、約7か月の休み明けで迎えた10戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトロードに1馬身半の差をつけて久々の一戦を制した。
6月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のアリオト特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のオペラパラダイスに2馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。
7月12日、中2週で迎えた12戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の華月賞（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったティンスクヴィルからクビ差の2着に惜敗した。
8月2日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。10着に敗れた。
9月6日、中4週で迎えた14戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、ベータ特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4歳（2008年）
2月16日、約5か月半の休養明けで迎えた15戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。
3月8日、中2週で迎えた16戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が振るわず16着に終わった。
3月23日、中1週で迎えた17戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に敗れた。
4月6日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。
4月19日、中1週で迎えた19戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。
5月10日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。
9月20日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた21戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。
11月13日、中7週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた22戦目は、安原勝久騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。
12月25日、中5週で迎えた23戦目は、3歳以上A1二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。
5歳（2009年）
1月3日、連闘で迎えた24戦目は、We Love Sweets お年玉賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安原勝久騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。
1月15日、中1週で迎えた25戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい6着に終わった。
2月5日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上A2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は安原勝久騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。
2月19日、中1週で迎えた27戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーカップ（園田ダート1870m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。
3月4日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は安原勝久騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。
3月17日、中1週で迎えた29戦目は、MBSラジオ1179賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。
3月25日、連闘で迎えた30戦目は、逆瀬川特別（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安原勝久騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。
4月15日、中2週で迎えた31戦目は、フラワーセンター特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で安原勝久騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。
4月29日、中1週で迎えた32戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安原勝久騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。
5月13日、中1週で迎えた33戦目は、淀川特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安原勝久騎手（9戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。
5月20日、連闘で迎えた34戦目は、たつの赤とんぼ特別（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。
6月10日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上A2一（姫路ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。
6月24日、中1週で迎えた36戦目は、姫路港開港50周年記念杯（姫路ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は安原勝久騎手（10戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。
7月10日、中1週で迎えた37戦目は、地方重賞の名港盃（名古屋ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（11戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。
7月21日、中1週で迎えた38戦目は、「近江牛」特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安原勝久騎手（12戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。
8月29日、中5週で迎えた39戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、一般C3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイネルモンシェリを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
9月4日、連闘で迎えた40戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般Cイ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、セニョールベストに交わされて1馬身半差の2着に敗れた。