プティアノンス（2010年生、母エクリチュール）

プティアノンス（2010年1月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「可愛い知らせ（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤメイン（当時7歳）と交配したエクリチュールが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方37戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の一般C19。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額800万円（1.6万×500口）で一口馬主が募集された。

荒川義之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

10月13日、デビュー戦は中井裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は390kg。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

3歳（2013年）

2月3日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

4月28日、中7週で迎えた5戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた6戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

6月22日、中4週で迎えた7戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月29日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

8月7日、中5週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた9戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた11戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月20日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で尾崎章生騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた15戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で尾崎章生騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた16戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で尾崎章生騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた17戦目は、渡&えり子ウエディングカップ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で尾崎章生騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた18戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾崎章生騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で尾崎章生騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

4歳（2014年）

1月1日、中1週で迎えた20戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、さなの夢馬券記念（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた22戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた23戦目は、祝22☆林菜都美サプライズ記念（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた24戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、伸びてきたスカイバンガード決め手に屈してアタマ差の2着となった。

3月19日、中1週で迎えた26戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は木之前葵騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた27戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた28戦目は、一般C15（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木之前葵騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた29戦目は、改めておめでとうございます（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木之前葵騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた30戦目は、柴田悟退職記念（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で木之前葵騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた31戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木之前葵騎手（7戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で木之前葵騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

6月9日、連闘で迎えた33戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で木之前葵騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のルーミナリーに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月25日、中1週で迎えた34戦目は、くちなし特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で木之前葵騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた35戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で木之前葵騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた36戦目は、まろ34周年記念（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で木之前葵騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた37戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で木之前葵騎手（13戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた38戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスプリングメルシーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月4日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた39戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は木之前葵騎手（14戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた40戦目は、名古屋競馬場来場記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（15戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた41戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた42戦目は、國光翔駿1歳誕生記念杯（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は木之前葵騎手（16戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた43戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（17戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、シルバーペガサスに交わされて2馬身差の2着となった。

11月5日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上C8（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

11月19日、中1週で迎えた45戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。