アポイノヤマヤマ（1998年生、母ケーティソング）

Apoi no Yamayama

1998.05.01

アポイノヤマヤマ（1998年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のオジジアン（当時15歳）と交配したケーティソングが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、地方7戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の一般C3七。

経歴

デビュー前

吉田正美厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2001年）

1月23日、デビュー戦は見沢譲治騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は526kg。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったアスキットアスワンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2003年）

4月1日、約26か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、一般C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るグレートレイクスを驚異的な末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

5月5日、中4週で迎えた3戦目は、一般C3十（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアクセスクイーンに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月17日、中5週で迎えた4戦目は、一般C3八（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエバークイックを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って3勝目を手中に収めた。

9月23日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、一般C3七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のピアストームに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月14日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3五六（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、伸びてきたスタークリリオン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中4週で迎えた7戦目は、一般C3五六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ワカガリバーに半馬身交わされて2着に敗北した。