ゲルトリーバー（2004年生、母アイサンサン）

ゲルトリーバー（2004年2月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「お金を愛する人（独）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時10歳）と交配したアイサンサンが18歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）荒井牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方33戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の3歳B5。

経歴

デビュー前

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

11月26日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は382kg。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

3歳（2007年）

4月8日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したローリエエンペラーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

4月22日、中1週で迎えた3戦目は、3歳B3（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したローリエエンペラーを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳B4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月29日、中3週で迎えた5戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた6戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

6月24日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るラキシスマキを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

7月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

7月22日、連闘で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦のエーデルワイス賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の1日まるごと横浜競遊会特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったテンエイカムカムにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

9月16日、中5週で迎えた11戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の葉月3周年記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦のメープル賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-6（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

12月15日、中6週で迎えた14戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

4歳（2008年）

2月3日、中6週で迎えた15戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、一般E5（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた16戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般Eロ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンチャオに2馬身半の差をつけて優勝

2月16日、連闘で迎えた17戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、ニラにUVカット特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

2月24日、連闘で迎えた18戦目は、目迫大輔騎手を鞍上に迎えて、飛翔タカノ壮行特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた19戦目は、一般E4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は石本純也騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

3月16日、連闘で迎えた20戦目は、頑張れ高知けいば特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石本純也騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず3着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた21戦目は、しずか様告白宣言特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石本純也騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般Eロ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石本純也騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた23戦目は、祝悠貴ちゃん1歳特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石本純也騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

4月27日、連闘で迎えた24戦目は、一般Eハ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石本純也騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるプレシュウズを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

5月3日、連闘で迎えた25戦目は、一般E4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石本純也騎手（7戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた26戦目は、一般E4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石本純也騎手（8戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

5月24日、連闘で迎えた27戦目は、濱田達也騎手を鞍上に迎えて、一般E4（高知ダート1300m 雨/重）に出走。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた28戦目は、一般E3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は石本純也騎手（9戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

6月15日、連闘で迎えた29戦目は、一般Eロ（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石本純也騎手（10戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた30戦目は、一般E7（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石本純也騎手（11戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に敗れた。

6月29日、連闘で迎えた31戦目は、一般Eハ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石本純也騎手（12戦0勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

8月17日、中6週で迎えた32戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石本純也騎手（13戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

9月27日、中5週で迎えた33戦目は、一般E3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は濱田達也騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

11月1日、中4週で迎えた34戦目は、一般E11（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は石本純也騎手（14戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた35戦目は、森井美香騎手を鞍上に迎えて、一般E9（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。