プレシュウズ（2004年生、母エイシンシュガー）

プレシュウズ（2004年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「貴重な（仏）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時17歳）と交配したエイシンシュガーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道中川郡池田町、生産者は高橋正三。戦績は、中央平地7戦0勝、地方16戦3勝2着5回。

経歴

デビュー前

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

4月14日、デビュー戦は金折知則騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で金折知則騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

6月24日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

7月28日、中4週で迎えた5戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず17着に終わった。

8月25日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

10月6日、中5週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた7戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

12月16日、中9週で迎えた8戦目は、目迫大輔騎手を鞍上に迎えて、一般E5（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマルタカサンクスを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月23日、連闘で迎えた9戦目は、一般Eロ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で目迫大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジョイフルベルを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月31日、連闘で迎えた10戦目は、年末年始は馬次第特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で目迫大輔騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

4歳（2008年）

1月13日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般E7（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホーエイスナイパーを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

1月20日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた12戦目は、一般Eイ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はパワーゼンカイと並んで2着同着となった。

2月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般E8（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月5日、中8週で迎えた14戦目は、一般E10（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は目迫大輔騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウィッシュパールに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般E8（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で目迫大輔騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエイシンハクサンを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月27日、連闘で迎えた16戦目は、一般Eハ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で目迫大輔騎手（5戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゲルトリーバーに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月3日、連闘で迎えた17戦目は、一般E5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で目迫大輔騎手（6戦2勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり3着に敗れた。

5月11日、連闘で迎えた18戦目は、一般E5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で目迫大輔騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず3着に敗れた。

6月6日、中3週で迎えた19戦目は、一般E5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で目迫大輔騎手（8戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホーエイヒカリに6馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

7月6日、中3週で迎えた20戦目は、高知旅打ちSP特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で目迫大輔騎手（9戦3勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月13日、連闘で迎えた21戦目は、一般Eイ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で目迫大輔騎手（10戦3勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月17日、中4週で迎えた22戦目は、一般E2（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で目迫大輔騎手（11戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた23戦目は、一般E3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で目迫大輔騎手（12戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。