ボールドアクション（1988年生、母アルコバレーノ）

ボールドアクション（1988年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のセクレファスター（当時12歳）と交配したアルコバレーノが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）明和牧場。戦績は、中央平地13戦0勝、地方14戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1992年の一般C2。

経歴

デビュー前

富田六郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

1月5日、デビュー戦は浜野谷憲尚騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は480kg。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた3戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4月13日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた7戦目は、菅野昭夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

6月15日、中4週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅野昭夫騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅野昭夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。

8月3日、中3週で迎えた10戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

9月7日、中2週で迎えた12戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

10月13日、中4週で迎えた13戦目は、徳吉一己騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

4歳（1992年）

4月13日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったセダンオールから1馬身半差の2着となった。

4月27日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のチョウカイパワーに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモワクセイに半馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

5月25日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のナツセングベンチヤに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月7日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のチョウカイパワーに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月23日、中1週で迎えた19戦目は、飯豊連峰特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（5戦4勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノターフから1馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で関本淳騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンブーポルカから2馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中3週で迎えた22戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、東北リーディングジョッキー招待（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノターフから1馬身差の2着となった。

8月25日、中0週で迎えた23戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリンタローに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

9月8日、中1週で迎えた24戦目は、一般B（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（9戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月11日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた25戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3ロ（上山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月6日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた27戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（12戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。