タイセイサニー（2014年生、母キャントセイワーズ）

タイセイサニー（2014年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋よく晴れた」。毛色は栗毛。種牡馬のディープスカイ（当時9歳）と交配したキャントセイワーズが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。主な勝ち鞍は2017年の3歳以上C4-4。

経歴

デビュー前

1歳のとき、千代田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、田中成奉によって648万円で落札された。

奥村武厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

8月6日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は508kg。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は脚色が鈍り17着に終わった。

3歳（2017年）

5月10日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったサクラペルセウスに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のザッカリーアに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月31日、連闘で迎えた4戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月29日、中3週で迎えた5戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。