トーセンゴーランド（2016年生、母メアリーズガーデン）

トーセンゴーランド（2016年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋回る。回転が速くなる様に」。毛色は栗毛。種牡馬のケープブランコ（当時9歳）と交配したメアリーズガーデンが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田忠幸。主な勝ち鞍は2018年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沖田忠幸から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって518.4万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、島川隆哉によって550.8万円で落札された。

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

6月10日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた2戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

8月17日、中5週で迎えた3戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、トーセントルネードに半馬身交わされて2着となった。

9月19日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦の笠松競馬秋まつりでプロレス観戦（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアルカンジェラを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

11月8日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のマックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

12月26日、中6週で迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグレートリアンを豪脚で半馬身差し切って圧倒的支持に応えた。

3歳（2019年）

1月3日、連闘で迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月11日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた9戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、佐賀グルメでお腹いっぱい!賞（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた10戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

11月28日、中2週で迎えた11戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、埼玉県養蜂協会長賞（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた12戦目は、3歳C2（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

4歳（2020年）

1月16日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2八九（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で福原杏騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた14戦目は、東急プラザ戸塚10周年記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で福原杏騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた15戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた16戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2十十一十二（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2八九（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた19戦目は、西区あおいろアジサイ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた20戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた21戦目は、ポイント大放出!浦和のSPAT4賞（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したマダムフィガロを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

10月23日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、一般C3一二（浦和ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた23戦目は、サンマロット賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた24戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C2九 C3一（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

12月24日、中3週で迎えた25戦目は、ぶらっとときがわへ賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

5歳（2021年）

1月8日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3二（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

4月2日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた28戦目は、幸手誇る桜と菜の花のコントラスト賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。