ハルワカ（2003年生、母ホリワカ）

Haruwaka

2003.03.12

ハルワカ（2003年3月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワカオライデン（当時22歳）と交配したホリワカが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は三村 卓也。戦績は、地方7戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三村卓也から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

宮下靖旨厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2006年）

3月17日、デビュー戦は田中力騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は509kg。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したアストリッドを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

6月20日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず最後はグリンプライドと並んで8着同着となった。

7月27日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウィンズラブに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るメンゼンチンを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

9月12日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったサチノプログレスを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の金木犀特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、パリスフォンテンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。