キクノホープ（1999年生、母ミルフォードホープ）

Kikuno Hope

1999.03.23

キクノホープ（1999年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエアダブリン（当時8歳）と交配したミルフォードホープが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は佐々木 貴博。戦績は、中央平地23戦0勝、中央障害5戦0勝、地方6戦3勝2着1回。2001年の中京盃(地方重賞)に勝利した他、2001年のゴールドウィング賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐々木貴博から「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場され、菊地五郎によって210万円で落札された。

河村功厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2001年）

7月2日、デビュー戦は岡部誠騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月5日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノマジェスティに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月19日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の中京盃（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノマジェスティをハナ差制して勝利をモノにする

10月24日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフラワーオブメイに1馬身半の差をつけて優勝

12月4日、中5週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキウィダンスから半馬身差の2着に敗北した。

3歳（2002年）

1月27日、中7週で迎えた7戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのバイオレットステークス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

11月30日、約10か月の休養明けで迎えた8戦目は、M.キネーン騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた9戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の高砂特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

4歳（2003年）

1月5日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

3月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

4月27日、中3週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で植野貴也騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月7日、約7か月の休養明けで迎えた14戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

12月21日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

5歳（2004年）

1月10日、中2週で迎えた16戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。

1月24日、中1週で迎えた17戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた18戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

3月7日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の遠野特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

5月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

5月22日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた23戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で芹沢純一騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

6月27日、連闘で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で芹沢純一騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた26戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート2400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹之下智昭騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた29戦目は、南井大志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

6歳（2005年）

3月13日、約6か月の休養明けで迎えた30戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（中京ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた32戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5月21日、中4週で迎えた33戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月26日、中4週で迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢原洋一騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。