レインボーハート（2000年生、母アンバーベロナ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、一山育成牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「八戸10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、一山育成牧場から「北海道5月トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、イーデン産業によって241.5万円で落札された。

函館喜弘厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2002年）

9月20日、デビュー戦は石井勝男騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったナイキアディライトに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月30日、中0週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るハタシジョウを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

3歳（2003年）

3月26日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のナイスサドル特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

4月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のナイスビット特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石井勝男騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく11着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石井勝男騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

6月2日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したベルモントバーディを差し切れず、1馬身差の2着となった。

7月1日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のナティーステッキ特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は石井勝男騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のナティーサドル特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコアレスサンデーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2004年）

3月24日、約8か月半の休み明けで迎えた10戦目は、一般C2二イ（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は林幻騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた12戦目は、新緑特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林幻騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったハセノキセキに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月25日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で林幻騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のオールドミネイトに1馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

6月16日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で林幻騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったパワープリンセスに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月12日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の一般C1 C2（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で林幻騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。