エンジェルロンド（2001年生、母エンジェルターフ）

エンジェルロンド（2001年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「天使のロンド。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時13歳）と交配したエンジェルターフが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方32戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額800万円（8万×100口）で一口馬主が募集された。

松永勇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

12月7日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は416kg。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

3歳（2004年）

1月11日、中4週で迎えた2戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

7月4日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

8月8日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で水出大介騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

10月17日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた6戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C4-10（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月13日、連闘で迎えた7戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた8戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた9戦目は、一般C4ホ（宇都宮ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は山田博美騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2005年）

1月7日、連闘で迎えた10戦目は、一般C4ホ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモキラメキに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた12戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた13戦目は、スパーク賞（宇都宮ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は早川順一騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた14戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月9日、中3週で迎えた15戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤスノマリリンに6馬身の差をつけて2勝目を手にした。

4月30日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハイフレンドキセキに8馬身の差をつけて制した。

5月29日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた17戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クリノイクシオンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月18日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（2戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたスフォルツァンド決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

7月18日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルクエマージュに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月13日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた22戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、ヤングテンジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

10月22日、中4週で迎えた24戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた25戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るコネチカットレモンを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

12月3日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（9戦3勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤサカトムボーイを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

5歳（2006年）

1月8日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は原口義史騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（12戦3勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

3月12日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（13戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月23日、中5週で迎えた33戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（14戦3勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた35戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（15戦3勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

7月17日、中5週で迎えた36戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（16戦3勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。