ギンザアマゾネス（2012年生、母アリマエンプレス）

ギンザアマゾネス（2012年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時14歳）と交配したアリマエンプレスが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、地方36戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2016年の北風賞(一般C3)。

経歴

デビュー前

岩本洋厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2014年）

10月17日、デビュー戦は佐藤博紀騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は461kg。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

12月18日、中5週で迎えた3戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、トウカイボーイに交わされて2馬身差の2着となった。

3歳（2015年）

1月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

1月28日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の富士通フロンテック賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

3月4日、中4週で迎えた6戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

3月13日、連闘で迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

5月14日、中5週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた10戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

10月23日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の一輝君おめでとう・和代さんありがとう記念（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で郷間勇太騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

4歳（2016年）

1月4日、中2週で迎えた15戦目は、ストーム賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷間勇太騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

1月25日、中2週で迎えた16戦目は、柳井哲夫勇退記念（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で郷間勇太騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月17日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3六七（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で郷間勇太騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた18戦目は、ファースト賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で郷間勇太騎手（9戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月1日、中3週で迎えた19戦目は、イヌワシ賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

4月29日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3二三（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

5月9日、中0週で迎えた21戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、電光石火賞（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた22戦目は、稲光賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったリーデルオンザヒルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月16日、中2週で迎えた23戦目は、カモメ賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた24戦目は、カワセミ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた25戦目は、ウミウ賞（川崎ダート900m 雨/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月22日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた26戦目は、光速賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた27戦目は、トルネード賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた28戦目は、はやぶさ賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月14日、中0週で迎えた29戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた30戦目は、旋風賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

12月14日、中5週で迎えた31戦目は、北風賞（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のクリーンアイリスに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5歳（2017年）

1月1日、中2週で迎えた32戦目は、寒風賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（9戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた34戦目は、瞬発賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（11戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったプリンセスラッキーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月28日、中3週で迎えた35戦目は、弾丸賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

6月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた36戦目は、稲妻賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。