フブキリュウ（1997年生、母ジローディタリア）

フブキリュウ（1997年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時11歳）と交配したジローディタリアが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）大樹ファーム。戦績は、地方31戦5勝2着4回。2000年のサラブレッドヤングチャンピオン(地方重賞)で3着に入った他、1999年のサラブレッド3歳優駿(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

南昭造厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1999年）

8月2日、デビュー戦は加藤和義騎手を鞍上に据えて、3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は455kg。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユキノムーンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月30日、中1週で迎えた3戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月26日、中3週で迎えた4戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の兼六園ジュニアカップ（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるシャムスンを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、3歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ワイエスボーイにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月7日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のノーベンバー特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は安部竜司騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワイエスボーイに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

11月23日、中1週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞のサラブレッド3歳優駿（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のアンタレス特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシャムスンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月19日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のアンタレス特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安部竜司騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず3着に敗れた。

3歳（2000年）

1月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のサラブレッドヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で安部竜司騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4月10日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で安部竜司騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた13戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安部竜司騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で安部竜司騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

10月4日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた15戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、ニシパの恋人特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた16戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、新冠サラブレッド銀座特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレースガールからハナ差の2着となった。

10月31日、中1週で迎えた17戦目は、門別軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた18戦目は、帯広川西農業協同組合特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月19日、中4週で迎えた19戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般B3（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミサトレイソルを半馬身振り切って雨下の混戦を制した。

12月29日、中0週で迎えた20戦目は、寒椿賞（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスピルオーバーを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

4歳（2001年）

4月14日、約3か月半の休養明けで迎えた21戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた22戦目は、チューリップ賞（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた23戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

5月19日、連闘で迎えた24戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

6月18日、中3週で迎えた25戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、一般B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた26戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は米倉知騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレオカサブランカに2馬身の差をつけて優勝

8月12日、中1週で迎えた28戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた29戦目は、恋路賞（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は加藤和義騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は米倉知騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月17日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた31戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。