ネイティブハンター（2002年生、母メイショウゼノビア）

ネイティブハンター（2002年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のライブリーワン（当時17歳）と交配したメイショウゼノビアが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、地方27戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の2歳。

経歴

デビュー前

矢野義幸厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2004年）

7月29日、デビュー戦は佐藤隆騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は492kg。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したミスエムカーベーにクビ差届かず2着となった。

8月27日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のシーサイドスター特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るファイブオーカンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2005年）

8月2日、約10か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のナティービット特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦1勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手（6戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したジーエススナッピーを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月24日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤隆騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のファイブオーカンに1馬身半の差をつけて優勝

11月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤隆騎手（8戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の野菊特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤隆騎手（9戦2勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

12月13日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の葉牡丹特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤隆騎手（10戦2勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2006年）

1月12日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤隆騎手（11戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

2月15日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐藤隆騎手（12戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

3月13日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐藤隆騎手（13戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り5着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で佐藤隆騎手（14戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

4月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた17戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C2三アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るコアレスターボを上がり2位タイの末脚でハナ差だけ差し切って3勝目を手に入れた。

6月4日、中4週で迎えた18戦目は、石神井特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた19戦目は、若葉特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。

7月25日、中5週で迎えた20戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

9月19日、中7週で迎えた21戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2二三（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた23戦目は、上冬特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた24戦目は、小春日特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（5戦1勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた25戦目は、月魚特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2二三（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、非常に緩いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

5歳（2007年）

1月10日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。