ビハインザブラック（1996年生、母トウジンニミツツ）

ビハインザブラック（1996年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のメジロライアン（当時9歳）と交配したトウジンニミツツが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）碧雲牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方24戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年のつつじ特別。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

1月6日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は482kg。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の’99ベストスパー特別（3）（船橋ダート1600m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェブラリー特別（高崎ダート1500m 雨/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月21日、中9週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた5戦目は、3歳戦のマルチスウェット特別（浦和ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は武士沢友治騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた6戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のつつじ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスクロスに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月14日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

8月21日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宇田登志夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

4歳（2000年）

2月28日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた9戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、フェブラリー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月6日、連闘で馬体重を前走から13kg絞って迎えた10戦目は、マーチ特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月12日、連闘で迎えた11戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた12戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、龍馬盃（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた13戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、マルチヒーロー特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

9月30日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた14戦目は、荒美年政騎手を鞍上に迎えて、一般（益田ダート1350m 雨/不良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月9日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた15戦目は、一般（益田ダート1350m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で荒美年政騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエリモカイザーからクビ差の2着となった。

10月21日、中1週で迎えた16戦目は、一般（益田ダート1350m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で荒美年政騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のカズミバンブーをハナ差制して久しぶりに勝利を挙げた。

10月29日、連闘で迎えた17戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の持石特別（益田ダート1600m 曇/稍重）に出走。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた18戦目は、一般（益田ダート1350m 曇/稍重）に出走。鞍上は荒美年政騎手（3戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランドアラシからアタマ差の2着に甘んじた。

11月19日、連闘で迎えた19戦目は、高島特別（益田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荒美年政騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般（益田ダート1350m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で荒美年政騎手（5戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシリウスドラゴンに1馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

12月9日、連闘で迎えた21戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒美年政騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサファリガルダンから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中1週で迎えた22戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、一般（益田ダート1350m 雨/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2001年）

1月2日、中0週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の初春特別（益田ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は荒美年政騎手（7戦2勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のアートパシフィックに2馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

1月13日、中1週で迎えた24戦目は、一般（益田ダート1350m 雪/不良）に出走。鞍上は沖野耕二騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた25戦目は、ハンデ戦の持石特別（益田ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月11日、中6週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の持石特別（益田ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖野耕二騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般（益田ダート1350m 曇/稍重）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた28戦目は、宮本彰騎手を鞍上に迎えて、一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた29戦目は、一般（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮本彰騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。