ウイズワンダー（2017年生、母サンシェル）

経歴

デビュー前

1歳のとき、金成吉田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ジェイエスによって712.8万円で落札された。2歳のとき、目名共同トレーニングセンターから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

荒山勝徳厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2019年）

11月12日、デビュー戦は藤田凌騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は504kg。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

3歳（2020年）

4月7日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた3戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

6月23日、中7週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は藤田凌騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

8月1日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

8月16日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた6戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。

8月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったレトロワンピースに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

9月13日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったトミケンリューヤーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月26日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、セレナアンバーに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月25日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したタイガを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

11月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋悠里騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅調な伸びを見せたが、シングインザレインに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で高橋悠里騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で高橋悠里騎手（9戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のビオロンスコッツをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2021年）

3月15日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で高橋悠里騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた16戦目は、ラナンキュラス賞（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で高橋悠里騎手（11戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた17戦目は、八重山吹賞（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は13戦連続で高橋悠里騎手（12戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、ミオサヴァイブに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

4月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で高橋悠里騎手（13戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で高橋悠里騎手（14戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた20戦目は、奥州湖賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で高橋悠里騎手（15戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた21戦目は、種山高原賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で高橋悠里騎手（16戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

2021年6月28日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。