タイキルージュ（1997年生、母レッドパディー）

タイキルージュ（1997年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時9歳）と交配したレッドパディーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）レッドファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方26戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額3,200万円（8万×400口）で一口馬主が募集された。

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

11月4日、デビュー戦は青木芳之騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

12月2日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、4歳以上500万下の濃尾特別（中京ダート2300m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で青木芳之騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

5歳（2002年）

3月16日、約15か月半の休養明けで迎えた4戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月26日、中0週で迎えた5戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のルシダフューチャーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月8日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクフリーダムに半馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

5月15日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のルシダフューチャーをアタマ差制して3勝目を獲得した。

7月10日、中7週で迎えた10戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキサスキサスキサスから5馬身差の2着となった。

7月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で杉村一樹騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキサスキサスキサスから8馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で杉村一樹騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイキディスカバーからアタマ差の2着に甘んじた。

8月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で杉村一樹騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後はカヌマフィアンセと並んで3着同着となった。

6歳（2003年）

2月16日、約4か月半の休み明けで迎えた16戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（10戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカネサイホリデーに半馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

3月1日、中1週で迎えた17戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月11日、中0週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（11戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（12戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のイワノビートに半馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

4月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（13戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったストロングホークからハナ差の2着に甘んじた。

4月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（14戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミノローレルから4馬身差の2着に敗北した。

4月30日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（15戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフロムザハートに半馬身の差をつけて6勝目を収める

9月16日、約4か月半の休み明けで迎えた23戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（16戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンビュートに3馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

10月1日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で杉村一樹騎手（17戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で杉村一樹騎手（18戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルクロビールに2馬身半の差をつけて8勝目を獲得した。

11月5日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で杉村一樹騎手（19戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で杉村一樹騎手（20戦8勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた28戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（21戦8勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。