マチカネケンチャン（1985年生、母レーシングコンソル）

マチカネケンチャン（1985年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハギノカムイオー（当時6歳）と交配したレーシングコンソルが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、中央障害12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

伊藤雄二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

4月10日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月11日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のキャッチミーに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

7月2日、中2週で迎えた5戦目は、4歳400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で河内洋騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

7月30日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

11月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

4歳（1989年）

1月20日、中7週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1800m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は河内洋騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

3月12日、中4週で迎えた10戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた11戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のクリバロンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月22日、中2週で迎えた12戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で北村卓士騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた13戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で北村卓士騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月8日、約5か月の休養明けで迎えた14戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた16戦目は、酒井浩騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた17戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は北村卓士騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた18戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手（5戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1990年）

1月6日、中2週で迎えた19戦目は、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は3戦連続で北村卓士騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月14日、連闘で迎えた20戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で北村卓士騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた21戦目は、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で北村卓士騎手（8戦1勝）。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月29日、約8か月の休養明けで迎えた22戦目は、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で北村卓士騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月7日、連闘で迎えた23戦目は、星野忍騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンクレットから9馬身差の2着に敗れた。