ピンヒール（1995年生、母ノーブルライフ）

ピンヒール（1995年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時10歳）と交配したノーブルライフが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は鳥谷勝彦。戦績は、中央平地5戦0勝、地方26戦4勝2着3回。1998年の青山記念(ハンデ地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松原正文厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（1997年）

7月5日、デビュー戦は熊木良介騎手を鞍上に据えて、馬体重は392kg。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったニアークファントムから1馬身半差の2着となった。

7月23日、中2週で迎えた2戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月15日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のサラブレッド3才牝馬賞（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は熊木良介騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月23日、連闘で迎えた4戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のアイニサルートに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月2日、中5週で迎えた5戦目は、3歳A（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳A2（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は熊木良介騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳A2（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A2（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で熊木良介騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（1998年）

1月2日、中2週で迎えた9戦目は、4歳B1（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で熊木良介騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月3日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、4歳B1（三条ダート1700m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で熊木良介騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月11日、連闘で迎えた11戦目は、4歳B1（三条ダート1700m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で熊木良介騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた12戦目は、4歳C1イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で熊木良介騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月6日、連闘で迎えた14戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた15戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた16戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐剛紹騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた17戦目は、4歳A2（三条ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は熊木良介騎手（9戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた18戦目は、4歳A2（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のカガミシャインに2馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

9月13日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の日本海夕陽岬ビール特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったセキノワカブナから1馬身差の2着となった。

9月20日、連闘で迎えた20戦目は、3歳戦のコスモス特別（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は熊木良介騎手（10戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のモトナリオーザに3/4馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

10月4日、中1週で迎えた21戦目は、3歳ハンデ地方重賞の青山記念（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦の紅葉特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で熊木良介騎手（12戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦の出湯特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊木良介騎手（13戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦の十日町特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で熊木良介騎手（14戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマタケヨシアキに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月6日、中2週で迎えた25戦目は、3歳戦の雪椿特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で熊木良介騎手（15戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったステップアップから2馬身差の2着に敗北した。

4歳（1999年）

4月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた26戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

5月15日、中4週で迎えた27戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた29戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館芝1000m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

9月4日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

9月15日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた31戦目は、日高幌別川特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。