サウザンブライト（2001年生、母プレンティブライト）

サウザンブライト（2001年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父母母名の一部＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のザグレブ（当時8歳）と交配したプレンティブライトが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）勝川牧場。戦績は、中央平地33戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

清水利章厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

4月4日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1800m 小雨/良）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

5月1日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったクラクエンチーフに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月23日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

7月17日、中5週で迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り雨/重）に出走。18頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のトーアキックオフに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

8月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

9月5日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（4戦0勝）。17頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、6着に入り込んだ。

4歳（2005年）

5月8日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下の糸魚川特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったシマトラにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5月22日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（6戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

7月16日、中7週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（7戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の万代特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初広騎手（8戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

8月28日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木幡初広騎手（9戦0勝）。17頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、6着に終わった。

10月2日、中4週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木幡初広騎手（10戦0勝）。17頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

5歳（2006年）

5月13日、約7か月半の休み明けで迎えた14戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で木幡初広騎手（11戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

6月18日、中4週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のワイアットアープをクビ差振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

7月23日、中4週で迎えた16戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の佐渡特別（新潟芝2200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

8月27日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の阿賀野川特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

9月30日、中4週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の九十九里特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（12戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

11月4日、中4週で迎えた19戦目は、3歳以上1000万下の磐梯山特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（13戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

12月3日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上1000万下の美浦特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（14戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のグッドラックハンデキャップ（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（15戦0勝）。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

6歳（2007年）

1月27日、中4週で迎えた22戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の箱根特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

7歳（2008年）

4月6日、約14か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上1000万下の安房特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（16戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた24戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の奥の細道特別（福島芝2600m 雨/不良）に出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上1000万下の六社特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

6月21日、中4週で迎えた26戦目は、3歳以上1000万下のウインズ新横浜開設記念（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

9月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の弥彦特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた28戦目は、3歳以上1000万下の習志野特別（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

10月26日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた29戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の西郷特別（福島芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

11月15日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた30戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の晩秋特別（東京芝2400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

8歳（2009年）

3月1日、約3か月半の休養明けで迎えた31戦目は、4歳以上1000万下の潮来特別（中山芝2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林淳一騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

4月4日、中4週で迎えた32戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の安房特別（中山芝2500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

5月3日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の陣馬特別（東京芝2400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。