ワンダーチャイルド（1994年生、母ビユーテイドレス）
Wonder Child
1994.05.09
ワンダーチャイルド（1994年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のベリフア（当時18歳）と交配したビユーテイドレスが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、中央障害1戦0勝、地方30戦13勝2着7回。主な勝ち鞍は2000年の名古屋チャレンジカップ ミューズ賞(一般)。
経歴
デビュー前
野島三喜雄厩舎（名古屋）へ入厩。
2歳（1996年）
10月17日、デビュー戦は藤原良一騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルブツサンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
11月29日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のクラトミジョオーに7馬身の差をつけて2勝目を挙げた。
12月19日、中2週で迎えた3戦目は、鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3歳（1997年）
1月2日、中1週で迎えた4戦目は、鞍上は4戦連続で藤原良一騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカイセイレディーに4馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。
1月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の七草賞 1組（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原良一騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲッティングベターから3/4馬身差の2着に敗北した。
2月13日、中3週で迎えた6戦目は、4歳（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原良一騎手（5戦3勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイエイツートップから半馬身差の2着となった。
3月14日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤原良一騎手（6戦3勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のゲッティングベターに半馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。
4月14日、中3週で迎えた8戦目は、B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤原良一騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデジョイに2馬身の差をつけて勝利をモノにする
5月13日、中3週で迎えた9戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、B6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のチョウカイオテンバに2馬身半の差をつけて6勝目を挙げた。
6月16日、中4週で迎えた10戦目は、B5（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は藤原良一騎手（8戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のナカトップタイマーに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
9月26日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、鳴海特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（9戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月8日、中1週で迎えた12戦目は、白菊特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（10戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイリッチからクビ差の2着に甘んじた。
10月30日、中2週で迎えた13戦目は、香嵐渓特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原良一騎手（11戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のノボリカチドキに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
11月13日、中1週で迎えた14戦目は、けいとう特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤原良一騎手（12戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月5日、中2週で迎えた15戦目は、葉牡丹特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原良一騎手（13戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナルシルバーエースをクビ差制して1着ゴールを果たした。
4歳（1998年）
1月1日、中3週で迎えた16戦目は、迎春賞（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で藤原良一騎手（14戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったユキノトルネードから1馬身半差の2着に敗北した。
7月9日、約6か月半の休み明けで迎えた17戦目は、一般A5（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤原良一騎手（15戦8勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルブツルージュから1馬身半差の2着となった。
8月21日、中5週で迎えた18戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤原良一騎手（16戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニューモードに半馬身の差をつけて10勝目を達成した。
9月10日、中2週で迎えた19戦目は、りんどう特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤原良一騎手（17戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のシーザーヒメに1馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす
10月7日、中3週で迎えた20戦目は、名古屋チャレンジカップ アポロ賞（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったエミノオクリモノから3馬身差の2着に敗北した。
11月4日、中3週で迎えた21戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったホワイトチケットからクビ差の2着に甘んじた。
12月2日、中1週で迎えた23戦目は、名古屋チャレンジカップ ケレス賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5歳（1999年）
9月21日、約10か月の休養明けで迎えた24戦目は、彼岸花特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は藤原良一騎手（18戦10勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。
10月14日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（19戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。
11月10日、中3週で迎えた26戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（20戦10勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。
11月21日、中1週で迎えた27戦目は、水都特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のイソノネイチブに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
12月7日、中1週で迎えた28戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップ ヴイーナス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月21日、中1週で迎えた29戦目は、名古屋チャレンジカップ ディアナ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。
6歳（2000年）
2月1日、中5週で迎えた30戦目は、名古屋チャレンジカップ ミューズ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒルノマインドをクビ差制して勝利数を13に伸ばす
7歳（2001年）
1月29日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた31戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。
9月2日、約7か月の休養明けで迎えた32戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の魚野川特別（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。