ホワイトチケット（1994年生、母ワールドマドンナ）

ホワイトチケット（1994年6月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のエルセニョール（当時10歳）と交配したワールドマドンナが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中川哲也。戦績は、地方24戦11勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の名古屋チャレンジカップヴェスタ賞(A)。

経歴

デビュー前

岩田克己厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1996年）

7月1日、デビュー戦は藤原良一騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は424kg。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月10日、連闘で迎えた2戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のダイリーガーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月22日、中1週で迎えた3戦目は、鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、鞍上は4戦連続で藤原良一騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマリンクイーンに2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

8月28日、中2週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦の秋風ジュニア（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原良一騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンプウライデンから5馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦の中京盃（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原良一騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた7戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のケイアラシに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月28日、中2週で迎えた8戦目は、鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月4日、中4週で迎えた9戦目は、2歳戦のゴールドウイング賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（1997年）

1月20日、中6週で迎えた10戦目は、B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイノボルに3/4馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

2月3日、中1週で迎えた11戦目は、B4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズデボネアに4馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

2月18日、中1週で迎えた12戦目は、アネモネ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で安部幸夫騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイリーガーに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のスプリングカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安部幸夫騎手（6戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた14戦目は、忘れな草特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で安部幸夫騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクリエーションに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、A9（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で安部幸夫騎手（8戦5勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーコーホルダーからクビ差の2着に惜敗した。

7月2日、中2週で迎えた16戦目は、3歳G3の名古屋優駿（名古屋ダート1900m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は10戦連続で安部幸夫騎手（9戦5勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月16日、中5週で迎えた17戦目は、笠松オールカマー（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で安部幸夫騎手（10戦5勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月28日、中5週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞のサラブレッドチャレンジカップ（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で安部幸夫騎手（11戦5勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月1日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、A5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で安部幸夫騎手（12戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセキノバーディーに2馬身半の差をつけて8勝目をつかんだ。

12月9日、連闘で迎えた20戦目は、A4（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で安部幸夫騎手（13戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテンマアスリートに3馬身の差をつけて制した。

4歳（1998年）

2月5日、中7週で迎えた21戦目は、名古屋チャレンジカップヴェスタ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で安部幸夫騎手（14戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアイチシンガーに2馬身の差をつけて10勝目を達成した。

10月7日、約8か月の休み明けで迎えた22戦目は、名古屋チャレンジカップマーキュリー賞（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で安部幸夫騎手（15戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月4日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、黄菊特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で安部幸夫騎手（16戦8勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で安部幸夫騎手（17戦8勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーチャイルドをクビ差制して勝利数を11に伸ばす