アンドロギュノス（1987年生、母ミスミナガワ）

経歴

デビュー前

3歳（1990年）

6月24日、デビュー戦は安田隆行騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアイゼンフォックスに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月15日、中2週で迎えた2戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のケンタッキーレディに1馬身1/4の差をつけて勝利をモノにする

8月5日、中2週で迎えた3戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の有明特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた4戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の玄海特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田隆行騎手（3戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた5戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の新涼特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

4歳（1991年）

2月2日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の木津川特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上900万下の宇治川特別（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は松永昌博騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、非常に緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の美濃特別（中京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のホウヨウファイナルをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

3月31日、中2週で迎えた9戦目は、ハンデ戦の岩倉ステークス（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた10戦目は、北野ステークス（京都芝2200m 外回り雨/重）に出走。鞍上は加用正騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したバリモススキーを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

5月18日、中4週で迎えた11戦目は、洛南ステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したマヤノピューマに3/4馬身届かず2着となった。

6月8日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の高野川ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた13戦目は、テレビ愛知賞（中京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（3戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したロングシングにアタマ差届かず2着に惜敗した。

7月21日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下の九州スポーツ新聞杯（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（5戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグランドゴールドを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月25日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は加用正騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。