スーパーグラサード（1982年生、母グラサード）

スーパーグラサード（1982年4月23日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミルジヨージ（当時7歳）と交配したグラサードが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本ファーム。戦績は、中央平地24戦5勝2着2回、地方15戦4勝2着2回。1986年のエプソムカップ(ハンデG3)に勝利した他、1986年の新潟大賞典(ハンデG3)を制するなどの活躍をした。

経歴

1歳（1984年）

11月10日、10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月24日、15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月16日、11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

2歳（1985年）

1月7日、12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノウインザーから半馬身差の2着に敗北した。

1月20日、10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月10日、7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシバハピトオーに約10馬身の大差をつけて勝利をモノにした。

3月3日、13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

4月14日、22頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

4歳（1986年）

2月2日、5歳以上900万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は中野栄治騎手。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホクトフレンドに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

2月15日、ハンデG3のフェブラリーハンデキャップ（東京ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中野栄治騎手。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

3月2日、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中野栄治騎手。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のペシャワールを半馬身振り切って勝利を手にした。

3月16日、ハンデ戦で5歳以上900万下の白井特別（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で中野栄治騎手。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のミホジンプウに3馬身の差をつけて勝利をモノにした。

4月27日、谷川岳ステークス（新潟芝1600m 外回り雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で中野栄治騎手。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月11日、ハンデG3の新潟大賞典（新潟芝2200m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で中野栄治騎手。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のナスノプリンスに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月8日、ハンデG3のエプソムカップ（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で中野栄治騎手。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のサガミテイオーをクビ差振り切って勝利を決めた。

7月6日、ハンデG3の七夕賞（福島芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で中野栄治騎手。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

9月21日、G3のオールカマー（中山芝2200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で中野栄治騎手。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

5歳（1987年）

10月11日、福島民報杯（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で中野栄治騎手。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

11月1日、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で中野栄治騎手。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

12月11日、G3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で中野栄治騎手。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着を確保した。

12月26日、クリスマスステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で中野栄治騎手。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

6歳（1988年）

1月17日、中山競馬場開設60周年記念（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で中野栄治騎手。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

2月7日、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3月13日、G2の中山記念（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

7月4日、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は小竹清一騎手。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月18日、一般（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤浩一騎手。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月31日、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤浩一騎手。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月7日、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤浩一騎手。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月20日、一般（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は晴山幹也騎手。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（1989年）

7月2日、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で晴山幹也騎手。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。