ユウブエ（1993年生、母ラッキーモン）

ユウブエ（1993年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンシエントタイム（当時9歳）と交配したラッキーモンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ハクツ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方35戦6勝2着6回。1998年の時計台特別(一般A)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐藤二郎厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1995年）

4月20日、デビュー戦は山田和久騎手を鞍上に据えて、3歳（岩見沢ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は430kg。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた2戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、3歳（岩見沢ダート900m 雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスクオールヤシマから半馬身差の2着となった。

6月8日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、3歳（旭川ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は山田和久騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のテツヤローズに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月12日、中4週で迎えた4戦目は、鞍上は2戦連続で山田和久騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた5戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホロトステージに6馬身の差をつけて2勝目を収める

8月17日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のヤングチャレンジカップ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山田和久騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦の青雲特別（帯広ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の義経特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のジュニアカップ（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（帯広ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったフレアリングルーラから3/4馬身差の2着となった。

3歳（1996年）

4月25日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、3歳戦の春風特別（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉津代士騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョーパレスから3馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の北斗盃（岩見沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で千葉津代士騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で千葉津代士騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のオンザビームに半馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

6月15日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の恵庭岳特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は8戦連続で千葉津代士騎手（8戦1勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の知床特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で千葉津代士騎手（9戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた16戦目は、アンドロメダ特別（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で千葉津代士騎手（10戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦の王冠賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で千葉津代士騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のキングユーカーをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

9月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、アポイ特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で千葉津代士騎手（12戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフレアリングルーラから4馬身差の2着に敗北した。

9月26日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた19戦目は、3歳戦の北海優駿（旭川ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で千葉津代士騎手（13戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた20戦目は、帯広えぞまつ特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で千葉津代士騎手（14戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた21戦目は、門別トレセン特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で千葉津代士騎手（15戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1997年）

4月30日、約6か月半の休み明けで迎えた22戦目は、宮の森特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で千葉津代士騎手（16戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた23戦目は、幌平橋特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で千葉津代士騎手（17戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のキングユーカーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月28日、中1週で迎えた24戦目は、豊平峡特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で千葉津代士騎手（18戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた25戦目は、十勝ワイン特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で千葉津代士騎手（19戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた26戦目は、ムーンライト特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で千葉津代士騎手（20戦3勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた27戦目は、カシオペア特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で千葉津代士騎手（21戦3勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた28戦目は、ノーザンクロス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で千葉津代士騎手（22戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月18日、中7週で迎えた29戦目は、十勝岳特別（帯広ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は23戦連続で千葉津代士騎手（23戦3勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月22日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、穂別特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田和久騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月30日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた31戦目は、勇払特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和久騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1998年）

4月13日、約3か月半の休養明けで迎えた32戦目は、鵡川特別（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（24戦3勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のターフクレストに1馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

5月6日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、時計台特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（25戦4勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウメイイチバンから1馬身半差の2着となった。

5月20日、中1週で迎えた34戦目は、あいの里特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（26戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマゲンスマコバからクビ差の2着に甘んじた。

7月1日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、アルビレオ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（27戦4勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた36戦目は、一般A（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉津代士騎手（28戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた37戦目は、コカブ特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で千葉津代士騎手（29戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。