ハッピーアワー（1996年生、母イブキリセス）

ハッピーアワー（1996年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のクリミナルタイプ（当時11歳）と交配したイブキリセスが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）北陽ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方17戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の一般C1。

経歴

デビュー前

新井仁厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

4月10日、デビュー戦は仲田雅興騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で仲田雅興騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

5月29日、中4週で迎えた3戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1700m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は仲田雅興騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた7戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

10月16日、中5週で迎えた10戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルウインダムに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月30日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコロニアルブーケに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月30日、中8週で迎えた12戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のビンゴプティに5馬身の差をつけて優勝

4歳（2000年）

1月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったブンゴフジヒメから4馬身差の2着に敗北した。

1月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦3勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクストーンからクビ差の2着に甘んじた。

2月21日、連闘で迎えた16戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアバンゲールをハナ差制して4勝目を奪取した。

3月19日、中3週で迎えた17戦目は、豊の国賞（中津ダート1620m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で尾林幸彦騎手（7戦4勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で尾林幸彦騎手（8戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、小田部雪騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月30日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた20戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小田部雪騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小田部雪騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスプレモサドラーズからハナ差の2着となった。

5月14日、連闘で迎えた22戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小田部雪騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月11日、中7週で迎えた23戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（9戦4勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月18日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（10戦4勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のブンゴフジヒメをクビ差制して5勝目を手中に収めた。

8月8日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（11戦5勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月14日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（12戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブンゴフジヒメに半馬身の差をつけて6勝目を奪取した。