サマーブラウン（2000年生、母ロイヤルマスコット）

サマーブラウン（2000年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「夏＋茶色」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時11歳）と交配したロイヤルマスコットが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）若林牧場。戦績は、中央平地16戦2勝2着3回、地方13戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

5月4日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

7月5日、中8週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、増沢由貴子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に敗れた。

8月11日、中4週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノスカーレットに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月3日、中2週で迎えた4戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったルシダフューチャーから半馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中6週で迎えた5戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月12日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオシンに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月26日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったティボリサンライズから4馬身差の2着に敗北した。

12月9日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーホープから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2004年）

1月2日、中2週で迎えた9戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジョーショートンに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月28日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノローレルに4馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

2月18日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーホープから半馬身差の2着に敗北した。

3月17日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた13戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のルーベラに2馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

4月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったローレルアゲインから1馬身差の2着に敗北した。

4月28日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（11戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のパワーウィルに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月20日、中7週で迎えた16戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

8月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったスリーロケットにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

8月22日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた20戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月24日、中6週で迎えた21戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は川田将雅騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のハニーハントをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

12月5日、中3週で迎えた23戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の恵那特別（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

5歳（2005年）

1月30日、中7週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は川田将雅騎手（3戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったアンテリオールにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

2月12日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のコアレスパレードを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

3月6日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4月17日、中5週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は川田将雅騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したカフェヴィンセントにハナ差届かず2着に甘んじた。

5月1日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

9月25日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の朝里川特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。