ブーケスマイル（2020年生、母エンゲージスマイル）

ブーケスマイル（2020年2月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ブーケのような笑顔。母名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時8歳）と交配したエンゲージスマイルが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内フアーム。主な勝ち鞍は2024年の一般C34。

経歴

デビュー前

杉山晴紀厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

7月1日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/不良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

4歳（2024年）

1月1日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C34（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のボールドライを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

1月17日、中1週で迎えた3戦目は、乙川特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

1月30日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、第3.5回双詩科記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエイシンゼストに2馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

2月14日、中1週で迎えた5戦目は、木曽川特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、トウシンイマジにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月28日、中1週で迎えた6戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったホウオウフェアリーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月14日、中1週で迎えた7戦目は、がんばれ!愛知・岐阜・三重の酪農応援賞（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で今井貴大騎手（5戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた8戦目は、一般C6（名古屋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で今井貴大騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4月24日、中3週で迎えた9戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1500m 小雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

5月3日、連闘で迎えた10戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。