シンコウマシュウ（1996年生、母シンコウズラス）

経歴

デビュー前

太田進厩舎（小林）へ入厩。

2歳（1998年）

8月27日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスイートヨーコに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月10日、中5週で迎えた2戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のぎんもくせい特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

3歳（1999年）

2月9日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳戦の白梅特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

2月24日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定3歳オープンの’99桃花賞（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で白田日出夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

3月25日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のもくれん特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で白田日出夫騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

10月9日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、3歳戦の江戸菊特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るオリオンザドンを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って久しぶりの実戦を制した。

11月9日、中3週で迎えた7戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のサンセットグローを半馬身振り切って3勝目を挙げた。

12月11日、中4週で迎えた8戦目は、一般B3四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したイソノダミスターにアタマ差届かず2着に甘んじた。

12月30日、中2週で迎えた9戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで踏ん張ったが、グランラピードに半馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2000年）

9月26日、約9か月の休み明けで迎えた10戦目は、一般C1一（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。