サクラスペリオール（2001年生、母サクラヒーロー）

サクラスペリオール（2001年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋より勝る、優れた」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラローレル（当時10歳）と交配したサクラヒーローが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村和夫。戦績は、中央平地12戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

河野通文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

1月11日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は524kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったフルオブファイトに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったヒカルダンディに詰め切れず、約12馬身差の2着に敗北した。

3月6日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったゼッツーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（4戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では別次元の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のエアシュヴァルに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田善臣騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下の新緑賞（東京芝2300m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で柴田善臣騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

10月3日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

10月31日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた9戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート2400m 曇/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

4歳（2005年）

5月29日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた10戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したアルマナックを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

6月12日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、5着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。