アメリデラックス（2012年生、母ネイビーズドーター）

アメリデラックス（2012年4月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアメリカンボス（当時17歳）と交配したネイビーズドーターが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、地方21戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2016年の一般C3四五六。

経歴

デビュー前

桧森邦夫厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2015年）

6月3日、デビュー戦は藤原幹生騎手を鞍上に据えて、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホーリーモーリーに約17馬身の大差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のドウジマボーイに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月2日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 雨/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るプライズゲットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

7月22日、中2週で迎えた4戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（門別ダート1800m 曇/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。

9月2日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、新ひだか町御殿山チャシ跡賞（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったセイウンジャイロに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月9日、連闘で迎えた6戦目は、3歳戦のヒヤデス特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウイングタイガーを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月29日、中2週で迎えた7戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、よい食笑味ちゃん特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

10月15日、中1週で迎えた8戦目は、日高町家畜自衛防疫組合特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、抜け出したトップオブテーラーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月27日、中1週で迎えた9戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、日高山脈神威岳賞（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2016年）

1月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、東原悠善騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3六七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東原悠善騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、最後はゴールデンウルフと並んで5着同着となった。

2月24日、中1週で迎えた12戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八九（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊かなスタミナで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、勝ったキングシャノンにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

3月17日、中2週で迎えた13戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3四五六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のニュートリノビームに1馬身3/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月22日、中1週で迎えた15戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、タケノサムライに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月17日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

7月14日、中7週で迎えた17戦目は、日高銀聖特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のビーマイラブリングに2馬身半の差をつけて制した。

7月28日、中1週で迎えた18戦目は、胆振軽種馬農業協同組合特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったフジノパンサーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中1週で迎えた19戦目は、楽天競馬特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

9月22日、中5週で迎えた20戦目は、標津牛乳特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナニスンネンにクビ差交わされて2着に惜敗した。

10月6日、中1週で迎えた21戦目は、つぼ八特別2（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。