プライムプラム（2014年生、母クロースシークレット）

プライムプラム（2014年2月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「最高級の梅。梅の季節には１番輝いて欲しい」。毛色は栗毛。種牡馬のディープブリランテ（当時5歳）と交配したクロースシークレットが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2019年の一般C13。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、長谷川守正によって972万円で落札された。

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

3月18日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

9月30日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

11月15日、中6週で迎えた4戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳C19（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた6戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のケングレーハウンドに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月18日、連闘で迎えた7戦目は、あーはちゃんピオンシップ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4歳（2018年）

1月1日、中1週で迎えた8戦目は、ことり大神祭2018（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた9戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

2月14日、中3週で迎えた10戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサコウイッパクに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宇都英樹騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宇都英樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

3月23日、中0週で迎えた13戦目は、みんな名古屋でHOWEVER!（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で宇都英樹騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月17日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、予想キング飯田智二優勝記念（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で宇都英樹騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5月15日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた15戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で宇都英樹騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた16戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で宇都英樹騎手（11戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で宇都英樹騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた18戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で宇都英樹騎手（13戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったローズクイーンを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

7月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で宇都英樹騎手（14戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた20戦目は、にゃんちゃん定年お疲れさま（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で宇都英樹騎手（15戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

10月23日、約3か月半の休養明けで迎えた21戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で宇都英樹騎手（16戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、アークタマに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

10月30日、連闘で迎えた22戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で宇都英樹騎手（17戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた23戦目は、ハシルプーオウ一人旅記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で宇都英樹騎手（18戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のガンバレアナコンダに7馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月29日、中1週で迎えた24戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

12月7日、連闘で迎えた25戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（19戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

5歳（2019年）

5月14日、約5か月半の休み明けで迎えた26戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（20戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（21戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

7月23日、中7週で迎えた28戦目は、十六競馬場制覇記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（22戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月2日、中0週で迎えた29戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（23戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

8月21日、中2週で迎えた30戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（24戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた31戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宇都英樹騎手（25戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のセイルフィッシュに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月18日、中1週で迎えた32戦目は、段戸川特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宇都英樹騎手（26戦3勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた33戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた34戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（27戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びで驀進したが、ビストオブバーデンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月13日、中1週で迎えた35戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、乳岩川特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた36戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。