サイキョウカグラ（2015年生、母サイキョウレディー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、WingFarmから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、WingFarmから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、曽根正によって216万円で落札された。

2歳（2017年）

7月19日、デビュー戦は岡部誠騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は505kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のイソエイゴールドに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月16日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の新選特別（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

11月20日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の新風特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のクラーベセクレタ・メモリアル（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた5戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若潮特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

3歳（2018年）

1月2日、中1週で迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の寒風賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

1月29日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のサイクロン賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

2月8日、中0週で迎えた8戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菜の花賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて7着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のクロッカス特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦1勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

5月31日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツイントップ特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた11戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の青嵐賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

7月3日、中2週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦のジェット賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた13戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインホープ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のフォーチュネイトひまわり特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

8月9日、連闘で迎えた15戦目は、3歳戦のサンフラワー賞（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

4歳（2019年）

1月10日、約5か月の休養明けで迎えた16戦目は、一般C2イ（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

2月1日、中2週で迎えた17戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、寒風賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた18戦目は、埼玉県養豚協会会長賞（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

2月19日、連闘で迎えた19戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1200m 小雨/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

3月25日、中4週で迎えた20戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、菜の花特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

4月30日、中4週で迎えた21戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

5月27日、中3週で迎えた22戦目は、緑風特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた23戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のライラック賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の霞草特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は見越彬央騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた25戦目は、夏の土用浦和のうなぎ賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた26戦目は、おいしい埼玉の梨・彩玉を食べま賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた27戦目は、寺島憂人騎手を鞍上に迎えて、高知の乳製品で笑顔!賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（2020年）

5月29日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた28戦目は、一般C3一二（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺島憂人騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は福原杏騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では生得の持続力で渋太く粘り続けて先頭をうかがい、最後は2着のゲンパチカガヤキをクビ差振り切って久々に美酒を浴びた。

6月30日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2五六七（浦和ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

7月27日、中3週で迎えた31戦目は、一般C3二三（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた32戦目は、一般C3二三（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は寺島憂人騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

9月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、住めばなっとく、南区!賞（浦和ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で寺島憂人騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

10月1日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた35戦目は、旨い輝く杏ジャム発売記念（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は福原杏騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のイニシエーターに2馬身の差をつけて3勝目を手にした。

11月24日、中7週で迎えた36戦目は、埼玉県養豚協会長賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（4戦2勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた37戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

6歳（2021年）

1月8日、中3週で迎えた38戦目は、一般C3二三（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は福原杏騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、勝ったボナジョルナータに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月5日、中3週で迎えた39戦目は、一般C3二（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

6月3日、約4か月の休養明けで迎えた40戦目は、羽生の地ビール「こぶし花」賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は福原杏騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた41戦目は、一般C3二三四（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた42戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた43戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は福原杏騎手（8戦2勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた44戦目は、ハンデ戦の浦和ジョッキーズラウンド（3）（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見越彬央騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた45戦目は、一般C3四五六（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したセラフィムを差し切れず、2馬身差の2着となった。