スズスマッシュ（1983年生、母バツカナムオー）

Suzu Smash

1983.04.24

スズスマッシュ（1983年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアレツ（当時16歳）と交配したバツカナムオーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は合名会社広沢牧場。戦績は、中央平地16戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

森末之助厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

5月11日、デビュー戦は4歳未出走（新潟芝1600m 外回り 小雨/良）に出走。馬体重は464kg。鞍上は吉沢宗一騎手。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

5月24日、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は蓑田早人騎手。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

6月7日、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は徳吉一己騎手。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

6月29日、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉一己騎手。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

7月19日、4歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で徳吉一己騎手。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったニシノメールに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月2日、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で徳吉一己騎手。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

8月24日、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で徳吉一己騎手。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

9月14日、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で徳吉一己騎手。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

10月5日、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のカミノリバティに2馬身半の差をつけて勝利を決めた。

10月26日、4歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は蓑田早人騎手。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

11月30日、4歳以上400万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は徳吉一己騎手。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

12月14日、4歳以上400万下（中京芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉一己騎手。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

4歳（1987年）

2月7日、5歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

2月21日、5歳以上400万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は徳吉一己騎手。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のビンゴワイスに1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月15日、5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は蓑田早人騎手。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず最後はゴールデンイブキと並んで8着同着となった。

4月5日、5歳以上900万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。