クリノタテヤマ（2016年生、母エクスキタテヤマ）
Kurino Tateyama
2016.04.06
クリノタテヤマ（2016年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時13歳）と交配したエクスキタテヤマが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田牧場。主な勝ち鞍は2020年のファンタスティックリレーラスト賞(一般B3三四)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、目名共同トレーニングセンターから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、栗本守によって378万円で落札された。
鈴木啓之厩舎（大井）へ入厩。
2歳（2018年）
9月21日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は463kg。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。
10月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、長く末脚を持続させて、最後は2着のフェノワールに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。
12月31日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から19kg増やして迎えた3戦目は、小林拓未騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
3歳（2019年）
1月23日、中2週で迎えた4戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の寒椿特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。
2月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のアングレカム賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。
3月6日、中3週で迎えた6戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の君子蘭特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったヴァルラームに詰め切れず、6馬身差の2着となった。
5月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。
6月3日、中0週で迎えた8戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、ゲンマ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、4着に入り込んだ。
6月24日、中2週で迎えた9戦目は、一般B3六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。
7月10日、中1週で迎えた10戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、大谷亮平さんTCK来場記念（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。
8月13日、中4週で迎えた11戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のネオカナロアに1馬身1/4の差をつけて2勝目をマークした。
9月20日、中4週で迎えた12戦目は、一般C1一二三（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のフレンドリーアイズに2馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。
10月14日、中2週で迎えた13戦目は、トルマリン賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。
11月11日、中3週で迎えた14戦目は、東アジア文化都市19豊島賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（4戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したランボシに半馬身届かず2着に敗北した。
4歳（2020年）
3月16日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、春水賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。
4月6日、中2週で迎えた16戦目は、トゥインクルオープニング賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（5戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。
4月27日、中2週で迎えた17戦目は、アークトゥルス賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（6戦2勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。
5月18日、中2週で迎えた18戦目は、プレアデス賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（7戦2勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオンベンデッドニーを差し切れず、1馬身差の2着となった。
6月5日、中2週で迎えた19戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（8戦2勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。
6月25日、中2週で迎えた20戦目は、パール賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（9戦2勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。
7月7日、中1週で迎えた21戦目は、ベガ賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（10戦2勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。
8月17日、中5週で迎えた22戦目は、ファンタスティックリレーラスト賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアウトバーンを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて4勝目を手にした。
9月11日、中3週で迎えた23戦目は、東京中日スポーツ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（11戦2勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。
9月25日、中1週で迎えた24戦目は、花野賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（12戦2勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。
11月5日、中5週で迎えた25戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、競馬のない日はメガイルミ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。
11月20日、中1週で迎えた26戦目は、スポーツニッポン賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（13戦2勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、4着に入り込んだ。
12月31日、中5週で迎えた27戦目は、おおとり賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（14戦2勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。
5歳（2021年）
4月30日、約4か月の休み明けで迎えた28戦目は、緑風賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（15戦2勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。
5月21日、中2週で迎えた29戦目は、サンケイスポーツ賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（16戦2勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
7月1日、中5週で迎えた30戦目は、行人坂賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたゴールデンチョイス決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。
7月13日、中1週で迎えた31戦目は、アーバンステージ文月賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（17戦2勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。
8月19日、中4週で迎えた32戦目は、葉月賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では出色の末脚を披露したが、3着に終わった。
9月22日、中4週で迎えた33戦目は、エキサイティングリレーファイナル賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（5戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。
11月5日、中5週で迎えた34戦目は、デイリースポーツ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（6戦2勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、目名共同トレーニングセンターから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、栗本守によって378万円で落札された。
鈴木啓之厩舎（大井）へ入厩。
6歳（2022年）
4月20日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた35戦目は、一般B2三（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（18戦2勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。
5月11日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた36戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、プレアデス賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。
5月26日、中1週で迎えた37戦目は、ヘルメス賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（19戦2勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、最後はサンドストームと並んで3着同着となった。
6月7日、中1週で迎えた38戦目は、ゲンマ賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（20戦2勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。
6月30日、中2週で迎えた39戦目は、タイタン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（21戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。
デビュー前
1歳のとき、目名共同トレーニングセンターから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、栗本守によって378万円で落札された。
鈴木啓之厩舎（大井）へ入厩。
7月12日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、ベガ賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。馬体重は473kg。12頭立ての5番ゲートからスタート。競走除外となった。
7月27日、中3週で迎えた40戦目は、松崎正泰騎手を鞍上に迎えて、スターマイン賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。
11月4日、約3か月半の休養明けで迎えた41戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、デイリースポーツ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。
11月16日、中1週で迎えた42戦目は、晩秋賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。
12月6日、中2週で迎えた43戦目は、トゥインクルナイト賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石川駿介騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。