キザ（2008年生、母Avitrix）

経歴

デビュー前

2歳のとき、吉澤ステーブルから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2010年）

7月18日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は454kg。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったレッドセインツにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

11月28日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

12月19日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

3歳（2011年）

2月20日、中8週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったエイコオウイングに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3月19日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、最後はミッドナイトブルーと並んで4着同着となった。

6月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

10月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた9戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、パルス藍住賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

12月2日、中4週で迎えた10戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、杉並区特別（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

4歳（2012年）

1月17日、中6週で迎えた11戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、睦月特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

5月24日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、北斗市きじひき高原特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

6月6日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、オンファイア賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシャイニーグルームをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

6月21日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた14戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、新冠町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた15戦目は、「ふるさと日高応援」特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた16戦目は、JAにいかっぷピーマン特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月2日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦のナイター競馬ほのぼの観戦ツアー特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた18戦目は、サッポロ生ビール黒ラベル特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

5歳（2013年）

4月25日、約8か月半の休養明けで迎えた19戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、豊富町「北海道牛乳の郷里」特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、勝ったソニックファイヤーにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中1週で迎えた20戦目は、つつじ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた21戦目は、カルミア特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた22戦目は、新得地鶏特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤千尋騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた23戦目は、ホクレンえん麦特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤千尋騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた24戦目は、南天特別（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤千尋騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るフジノダイヒットを上がり1位の末脚で3/4馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

7月17日、中1週で迎えた25戦目は、日高町建設協会特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤千尋騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦のTHEサッポロビヤガーデン特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤千尋騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

10月1日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた27戦目は、様似アポイ岳特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤千尋騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた28戦目は、柊木犀特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で伊藤千尋騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた29戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、JAむかわほほえみ特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、3着を確保した。

11月12日、中1週で迎えた30戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、日胆青協50周年“志”特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

6歳（2014年）

4月24日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた31戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、福寿草特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のルーチェを半馬身振り切って久々の一戦を制した。

6月19日、中7週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた32戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、夏椿特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた33戦目は、みついし蓬莱山まつり特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた34戦目は、日高銀聖特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた35戦目は、お得に買うなら!楽天競馬特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。