ヤマノレイコ（1986年生、母カマダカオル）

Yamano Reiko

1986.04.30

ヤマノレイコ（1986年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコインドシルバー（当時12歳）と交配したカマダカオルが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）鎌田牧場。戦績は、中央平地6戦2勝。主な勝ち鞍は1989年の寒桜賞(400万下 牝)。

経歴

デビュー前

中村好夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

1月5日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマンノロイヤルに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月28日、中2週で迎えた2戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳400万下の寒桜賞（京都ダート1200m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のメジロマリアに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月19日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳G2の報知杯4歳牝馬特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

6月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、4歳900万下の白藤ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた5戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の大倉山特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

11月12日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。