リアライズラフィカ（2009年生、母サーストンフラッグ）

リアライズラフィカ（2009年2月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋疾風（伊）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時9歳）と交配したサーストンフラッグが20歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方12戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、宮内牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、宮内牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、リアライズによって756万円で落札された。

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

7月2日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

8月7日、中4週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

10月9日、中4週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月30日、中2週で迎えた5戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。17頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

3歳（2012年）

7月8日、約8か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた7戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

11月6日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

11月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエリモブリーズをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

12月13日、中2週で迎えた10戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったスマートアルタスにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2013年）

1月18日、中4週で迎えた11戦目は、一般C2九十（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったヴィグラスファインを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

1月31日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十二十三十四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

3月20日、中6週で迎えた13戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十十一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた14戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月29日、中7週で迎えた15戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

7月5日、中4週で迎えた16戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦のウインドベル賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

8月27日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、鳳仙花特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

9月10日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた19戦目は、第2戦ブロンズホイップ賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。