シャフツベリー（1999年生、母ケロメロ）

シャフツベリー（1999年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時12歳）と交配したケロメロが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地23戦5勝2着2回、中央障害12戦1勝2着2回。2006年の秋陽ジャンプステークス(障害3歳以上オープン)で3着に入った他、2006年の福島ジャンプステークス(障害3歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額2,600万円（26万×100口）で一口馬主が募集された。

栗田博憲厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

2月23日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

3月17日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

4月28日、中5週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったルースターに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月1日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したゼンノフェニックスにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月22日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るタイキナタリーを凄まじい末脚で半馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

12月15日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の清洲特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4歳（2003年）

1月18日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

2月8日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた9戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 雨/重）に出走。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

4月6日、中7週で迎えた10戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の喜多方特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のミヤギノダンシングを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

4月26日、中2週で迎えた11戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の高尾特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

6月21日、中7週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のタガジョーウルフに1馬身1/4の差をつけて3勝目を収める

7月27日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上1000万下の飯豊特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（2戦2勝）。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフジサイレンスをハナ差振り切って4勝目を手中に収めた。

8月31日、中4週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の五頭連峰特別（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（3戦3勝）。17頭立ての7番人気で18番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた15戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の初風特別（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

5歳（2004年）

2月8日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（4戦3勝）。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

4月4日、中7週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の福島中央テレビ杯（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（5戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上1000万下のラジオ福島賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（6戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のダービーゾーンをクビ差振り切って5勝目を掴み取った。

7月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のTUF杯（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（7戦4勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

7月18日、中1週で迎えた20戦目は、NSTオープン（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（8戦4勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた21戦目は、G3の関屋記念（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で柴田大知騎手（9戦4勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバテてしまい13着に終わった。

11月21日、約3か月半の休養明けで迎えた22戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の奥多摩ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

6歳（2005年）

1月29日、中9週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月1日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、3歳以上1600万下の秋風ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（10戦4勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

7歳（2006年）

1月14日、約3か月半の休み明けで迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（11戦4勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

1月28日、中1週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（12戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月13日、約3か月半の休養明けで迎えた27戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（13戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルスピニッチから1馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中2週で迎えた28戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（14戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンダーロールから2馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中1週で迎えた29戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山義行騎手（2戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のメジャーカフェに1馬身1/4の差をつけて1番人気に応えた。

7月8日、中2週で迎えた30戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、福島ジャンプステークス（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月4日、約4か月の休み明けで迎えた31戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月9日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた32戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 小雨/良）に出走。鞍上は宗像徹騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8歳（2007年）

3月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた33戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り曇/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた34戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月2日、中7週で迎えた35戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。鞍上は宗像徹騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。