ミヤノキリコ（1990年生、母イシダジヨーオー）

Miyano Quirico

1990.04.02

ミヤノキリコ（1990年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンキリコ（当時5歳）と交配したイシダジヨーオーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は大道 秀男。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

戸山為夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

4月24日、デビュー戦は小島貞博騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。18頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた3戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のゴルデンキャピタルに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月26日、中2週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下のアマリリス賞（福島芝2000m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、後続との差を5馬身以上キープして、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、バラードシンガーに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月11日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定4歳500万下のべにばな賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

10月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手（4戦0勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

11月13日、連闘で迎えた9戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1200m 雨/不良）に出走。17頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではいいところがなく17着に終わった。