カリスタロード（1989年生、母カリスタエスパー）

カリスタロード（1989年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアレミロード（当時6歳）と交配したカリスタエスパーが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地33戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1994年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

5月3日、デビュー戦は蛯名信広騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたニューカマー決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

6月7日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で蛯名信広騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったキリースワップスにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名信広騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた5戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名信広騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、伸びてきたナリタホープ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月22日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のトウカイサイレンスに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4歳（1993年）

1月31日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名信広騎手（6戦1勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

2月13日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名信広騎手（7戦1勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で蛯名信広騎手（8戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた11戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下の糸魚川特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた14戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

6月5日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は谷中公一騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、5着に入り込んだ。

6月26日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（福島芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のカネショウウルフをアタマ差振り切って2勝目をゲットした。

8月14日、中3週で迎えた18戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったタイキヴィーナスをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

11月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は谷中公一騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（7戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた21戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

12月18日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5歳（1994年）

1月8日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は谷中公一騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（9戦1勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月18日、中3週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（10戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月23日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の糸魚川特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

5月7日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上500万下の尖閣湾特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は谷中公一騎手（11戦1勝）。17頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のカミノエルフを3/4馬身振り切って優勝

7月2日、中4週で迎えた29戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のHBC杯（札幌芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

6歳（1995年）

4月23日、約10か月の休み明けで迎えた30戦目は、5歳以上900万下（東京芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた31戦目は、5歳以上900万下の渡利特別（福島芝2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は谷中公一騎手（12戦2勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた32戦目は、5歳以上900万下の青嵐賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた33戦目は、5歳以上900万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は谷中公一騎手（13戦2勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。