ブルーレッドブルー（1997年生、母Atlantic Blue）
Blue Red Blue
1997.03.26
ブルーレッドブルー（1997年3月26日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のVettori（当時5歳）と交配したAtlantic Blueが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地26戦4勝2着3回、中央障害4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の渡島特別(1000万下)。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 30戦5勝 [5-4-4-17/30]
- 総賞金国内
- 8,345万円
- 生年月日
- 1997年3月26日
- 出生国
- アイルランド
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 高市圭二美浦
- 馬主
- 渡邊隆
- 生産者
- Skymarc Farm Inc.
- 抹消情報
- 中央：2004年9月10日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
祖母のHail Atlantisは海外G1・1勝（米国ダ）。曾祖母のFlippersは海外16戦5勝。父のVettoriは海外G1・1勝（仏国芝）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| きS | Bull Dog＝Sir Gallahad | 7*7 | 1.56% |
| きM | Thong＝Moccasin | 4*4 | 12.5% |
| きM | Striking＝Busher | 7*7 | 1.56% |
| 牡 | Northern Dancer | 5×3 | 15.62% |
| 牡 | Raise a Native | 4×6 | 7.81% |
| 牡 | Native Dancer | 5*6*7×5*7 | 9.37% |
| 牡 | Hail to Reason | 5×6 | 4.68% |
| 牡 | Turn-to | 5*6×7 | 5.46% |
| 牡 | Princequillo | 5*6×7 | 5.46% |
| 牡 | Nearco | 7*7*7×5*7*7 | 7.03% |
| 牡 | Polynesian | 6*7×6*7 | 4.68% |
| 牡 | Nasrullah | 6×6*6*7*7 | 6.25% |
| 牡 | Royal Charger | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Mahmoud | 6*7*7×6 | 4.68% |
| 牡 | Phalaris | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Count Fleet | 6*6 | 3.12% |
| 牡S | Pharamond | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Hyperion | 6*6 | 3.12% |
| 牝 | Natalma | 5*6×4 | 10.93% |
| 牝 | Almahmoud | 6*6*7×5 | 7.03% |
| 牝 | Selene | 7×7*7 | 2.34% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ミスタープロスペクター系
- ファミリーナンバー
- 5-h
レース成績
経歴
デビュー前
高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2000年）
4月23日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
5月6日、中1週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。
6月11日、中4週で迎えた3戦目は、F.サンチェス騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 雨/重）に出走。18頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったバードビューに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
7月9日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でF.サンチェス騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、3着に終わった。
7月22日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。
8月13日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブレークオンスルーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は約10馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。
12月23日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
4歳（2001年）
1月14日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングマグワイアに7馬身の差をつけて優勝
1月29日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上900万下（東京ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中勝春騎手（5戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のヤワタセブンをクビ差振り切って3勝目を手に入れた。
2月24日、中3週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の内外タイムス杯（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中勝春騎手（6戦3勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。
4月29日、中8週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の丹沢ステークス（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中勝春騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。
6月17日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の駒場特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。
7月7日、中2週で迎えた13戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の渡島特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のイシノレインボーをクビ差振り切って4勝目を掴み取った。
10月7日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。
5歳（2002年）
2月24日、約4か月半の休み明けで迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の鎌ケ谷特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（9戦3勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、エターナルワールドにアタマ差交わされて2着となった。
3月17日、中2週で迎えた16戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の吹田特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり16着に敗れた。
4月28日、中5週で迎えた17戦目は、4歳以上1000万下の桃山特別（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、アイアンリアリティにハナ差交わされて2着に惜敗した。
5月12日、中1週で迎えた18戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
6月22日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上1000万下の駒場特別（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。
7月7日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の竜飛崎特別（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。
9月15日、中9週で迎えた21戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下のオホーツクハンデキャップ（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。
10月13日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた22戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の愛宕特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。
10月26日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の利根川特別（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中勝春騎手（10戦3勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって10着に敗れた。
6歳（2003年）
1月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた24戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のメジロアトラスをクビ差制して久々に美酒を浴びた。
2月8日、中2週で迎えた25戦目は、春麗ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロシュナイダーからクビ差の2着に惜敗した。
7歳（2004年）
7月3日、約14か月の休養明けで迎えた27戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の猪苗代特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。
8月8日、中4週で迎えた28戦目は、3歳以上1000万下の信濃川特別（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。
8月21日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上1000万下の瀬波特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。
9月4日、中1週で迎えた30戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は大江原隆騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。