ダイタクエンプレス（1986年生、母アトムノクイン）

経歴

デビュー前

2歳（1988年）

12月4日、デビュー戦は西橋昇騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。端に立ち、リードを2馬身以上キープして、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で西橋昇騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

3歳（1989年）

1月14日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西橋昇騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた4戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、マルブツノーブルに交わされて2馬身半差の2着となった。

2月11日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は西橋昇騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のキングパワーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月4日、中2週で迎えた6戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。

3月19日、中1週で迎えた7戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は西橋昇騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた8戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したユタカニーズを差し切れず、1馬身差の2着となった。

4月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳400万下（京都ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

9月16日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は西橋昇騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた12戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下の野地特別（福島ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は西橋昇騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田島良保騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、4着に入った。

12月2日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（6戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

4歳（1990年）

10月6日、約10か月の休み明けで迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（7戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着に入った。

11月24日、中6週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西橋昇騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西橋昇騎手（8戦1勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。