フジノショウブ（1991年生、母フジノジンライ）
Fujino Shobu
1991.05.06
フジノショウブ（1991年5月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時11歳）と交配したフジノジンライが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）不二牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害1戦0勝、地方29戦9勝2着4回。主な勝ち鞍は1995年のウインター特別(B1二 B2一)。
経歴
デビュー前
細川潔厩舎（川崎）へ入厩。
2歳（1993年）
12月29日、デビュー戦は久保秀男騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
3歳（1994年）
1月22日、中2週で迎えた2戦目は、久保勇騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のカゼノブーニーズに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
2月18日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のホクリョーカームに2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。
3月1日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、3歳戦の桃の花特別 2組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇騎手（2戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に敗れた。
3月14日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で久保勇騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で久保勇騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のエスエスアンドに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。
6月27日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の白百合特別 2組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保勇騎手（5戦3勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のザマヤヨイをハナ差制して4勝目を手に入れた。
7月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のラベンダー特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で久保勇騎手（6戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカミスタイルから半馬身差の2着に敗北した。
9月21日、中9週で迎えた9戦目は、甲斐年光騎手を鞍上に迎えて、赤富士特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月7日、中1週で迎えた10戦目は、フルムーン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は久保秀男騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセイランペガサスに3馬身の差をつけて5勝目を獲得した。
11月23日、中6週で迎えた11戦目は、3歳戦のリリーカップ（川崎ダート1600m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は久保勇騎手（7戦4勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月10日、中1週で迎えた12戦目は、扇島特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードアラシに半馬身の差をつけて6勝目を挙げた。
12月28日、中2週で迎えた13戦目は、歳末特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇騎手（9戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラブルバードに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
4歳（1995年）
1月17日、中2週で迎えた14戦目は、迎春賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保勇騎手（10戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリッジコネクションから3馬身差の2着に敗北した。
2月2日、中1週で迎えた15戦目は、ウインター特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は久保秀男騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクリークフォンテンをクビ差制して勝利を手に入れた。
4月2日、中7週で迎えた16戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、G2の産経大阪杯（京都芝2000m 曇/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。
4月22日、中2週で迎えた17戦目は、栗東ステークス（京都ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。
5月13日、中2週で迎えた18戦目は、G3の京阪杯（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。
6月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5歳（1996年）
1月15日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた20戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、アレキサンドライトステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。
2月3日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の金蹄ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り13着に終わった。
2月24日、中2週で迎えた22戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、内外タイムス杯（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。
5月30日、約3か月の休養明けで迎えた23戦目は、柿本政男騎手を鞍上に迎えて、メイ特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナミックボーイに2馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。
6月28日、中3週で迎えた24戦目は、パール特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿本政男騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストンスイングから3/4馬身差の2着に敗北した。
7月19日、中2週で迎えた25戦目は、ルビー特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿本政男騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウハイムテキからクビ差の2着に甘んじた。
8月8日、中2週で迎えた26戦目は、トゥインクルレディ賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿本政男騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。
8月28日、中2週で迎えた27戦目は、グランドマイラーズ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿本政男騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月19日、中2週で迎えた28戦目は、サファイア特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿本政男騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月22日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた29戦目は、神無月特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿本政男騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6歳（1997年）
9月25日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg絞って迎えた30戦目は、大友勝利騎手を鞍上に迎えて、セプテンバー特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。
10月22日、中3週で迎えた31戦目は、G3のクイーン賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は柿本政男騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月12日、中2週で迎えた32戦目は、ノベンバー特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿本政男騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月28日、中1週で迎えた33戦目は、霜月特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柿本政男騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。
7歳（1998年）
1月2日、中4週で迎えた34戦目は、ハンデ戦の初夢特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柿本政男騎手（10戦1勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。
2月11日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた35戦目は、’98フレンドリーブーツ特別（1）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大友勝利騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。
4月9日、中7週で迎えた36戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、’98フェイスフルレイン特別（1）（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。