ベストンスイング（1992年生、母ソシアルヴィオレ）

ベストンスイング（1992年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のテンザンテースト（当時9歳）と交配したソシアルヴィオレが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は石郷岡雅樹。戦績は、地方36戦12勝2着6回。1998年の船橋記念(ハンデ地方重賞)に勝利した他、1997年の報知オールスターカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鈴木英二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1994年）

9月27日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、3歳（札幌(地)ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったレッドリリータイズから4馬身差の2着に敗北した。

10月12日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のグッドネステスコをクビ差制して初白星を挙げた。

10月19日、連闘で迎えた3戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳（帯広ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームベストに3/4馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

11月9日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（帯広ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシリウスホープに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

3歳（1995年）

2月23日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の春菜特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアトラクティブに3馬身の差をつけて4勝目をマークした。

3月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の菜の花特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパールーキーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4月10日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のクラウンカップ（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオポルドから1馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦の羽田盃（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月8日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、3歳戦の東京ダービー（大井ダート2400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1996年）

3月20日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた11戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、千葉特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったノースミッチーから4馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中3週で迎えた12戦目は、富里特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタイコウランマに4馬身の差をつけて6勝目をマークした。

5月13日、中2週で迎えた13戦目は、デネブ賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマラキムジュニアからクビ差の2着に甘んじた。

5月27日、中1週で迎えた14戦目は、水郷特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のノースミッチーに3馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

6月8日、中1週で迎えた15戦目は、ペルセウス賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（8戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のマキバスコールに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月28日、中2週で迎えた16戦目は、パール特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（9戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノショウブに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月23日、中3週で迎えた17戦目は、サマーナイトカップ（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（10戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキングマジックに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月31日、連闘で迎えた18戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた19戦目は、アフター5スター賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1997年）

6月5日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、ブリリアントカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（11戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月3日、中3週で迎えた21戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアマゾンオペラから1馬身差の2着となった。

7月30日、中3週で迎えた22戦目は、地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（12戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた23戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた24戦目は、かもめ盃（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（13戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のインターフランクをクビ差制して勝利数を11に伸ばす

9月24日、連闘で迎えた25戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のNTV盃（船橋ダート2000m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1998年）

5月5日、約7か月半の休養明けで迎えた26戦目は、ハンデ地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のホクトロビンに1馬身の差をつけて休み明け初戦を物にした。

5月14日、連闘で迎えた27戦目は、ハンデ地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

7月3日、中6週で迎えた28戦目は、地方重賞の報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（5戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ地方重賞のTVK盃（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では速い脚を使えず3着に敗れた。

8月26日、連闘で迎えた31戦目は、ハンデ地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（7戦1勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

7歳（1999年）

1月27日、約5か月の休養明けで迎えた32戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の報知グランプリ・カップ（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

4月29日、約3か月の休養明けで迎えた33戦目は、山野勝也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。

7月11日、中9週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた34戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったナスノダーバンから1馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中4週で迎えた35戦目は、通潤橋スプリンターカップ（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月17日、中8週で迎えた36戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、高岳特設（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。