マキバスコール（1991年生、母マキバサトコ）

マキバスコール（1991年3月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のタクラマカン（当時13歳）と交配したマキバサトコが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は千葉県、生産者は（株）千葉新田牧場。戦績は、地方40戦7勝2着5回。1997年のトゥインクルレディ賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

物井榮厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1994年）

5月16日、デビュー戦は吉井竜一騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は469kg。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイッキンエンペラーから6馬身差の2着に敗北した。

7月12日、中7週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカズサマジックに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月24日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井竜一騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスインガーボーイに1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

8月26日、中4週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井竜一騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のオミナエシ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井竜一騎手（4戦2勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月7日、中7週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦のこむらさき特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉井竜一騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のひいらぎ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井竜一騎手（6戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のシクラメン特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井竜一騎手（7戦2勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。最後は、2着のフォージドガネルをハナ差制して3勝目を収める

4歳（1995年）

1月3日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井竜一騎手（8戦3勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップタイトルから2馬身差の2着となった。

1月31日、中3週で迎えた10戦目は、白銀特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉井竜一騎手（9戦3勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた11戦目は、梅月特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉井竜一騎手（10戦3勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた12戦目は、荒川区特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で吉井竜一騎手（11戦3勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。4着を確保した。

3月30日、中3週で迎えた13戦目は、高島平特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で吉井竜一騎手（12戦3勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月18日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1996年）

1月17日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた15戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のニイタカオージャに2馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

2月17日、中2週で迎えた17戦目は、風花特別（大井ダート1700m 雪/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた18戦目は、B3 C1（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のホッカイシンガーをハナ差制して勝利を手中に収めた。

3月26日、中2週で迎えた19戦目は、B3二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦2勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた20戦目は、ケンタウルス賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井英光騎手（6戦2勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンメモリーに1馬身の差をつけて優勝

5月13日、中1週で迎えた21戦目は、デネブ賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で坂井英光騎手（7戦3勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月8日、中3週で迎えた22戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、ペルセウス賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストンスイングから1馬身半差の2着となった。

6月18日、中0週で迎えた23戦目は、ゲンマ賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（8戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。最後はトップキングと並んで3着同着となった。

7月5日、中1週で迎えた24戦目は、ブルームーン賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（9戦3勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月15日、中0週で迎えた25戦目は、エンプレス杯（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた26戦目は、郷間隆騎手を鞍上に迎えて、トゥインクルレディ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月12日、中4週で迎えた27戦目は、北斗七星賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（10戦3勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエブロスタイセイから3/4馬身差の2着となった。

9月24日、中1週で迎えた28戦目は、リエンダ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（11戦3勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（1997年）

4月28日、約7か月の休み明けで迎えた29戦目は、リゲル賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は郷間隆騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。14着に終わった。

6月7日、中5週で迎えた30戦目は、ペルセウス賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（12戦3勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月21日、中1週で迎えた31戦目は、サタデーナイト賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（13戦3勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた32戦目は、ミネルバ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトップタイトに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月27日、中2週で迎えた33戦目は、ペッパーツリー賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた34戦目は、地方重賞のトゥインクルレディ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエフテーサッチから3/4馬身差の2着となった。

7歳（1998年）

5月26日、約9か月半の休み明けで迎えた35戦目は、湯浅淳一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のメイ特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた36戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ地方重賞のエメラルドカップ（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

7月27日、中5週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の’98サマーナイトカップ（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた38戦目は、ハンデ戦の千葉テレビ放送盃（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢内博騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

9月17日、中4週で迎えた39戦目は、ハンデ戦の房総特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は湯浅淳一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

10月21日、中4週で迎えた40戦目は、牝馬限定G3のクイーン賞（船橋ダート1800m 雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は矢内博騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。