トップタイト（1993年生、母ツジノマツカゼ）

トップタイト（1993年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時11歳）と交配したツジノマツカゼが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、地方41戦10勝2着6回。主な勝ち鞍は1998年のフェブラリー賞(一般B2一)。

経歴

デビュー前

倉内賢厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1996年）

5月17日、デビュー戦は澤佳宏騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は515kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカワキタリュウに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月5日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイマツオーナーに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月8日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のサントフェニックスに7馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

12月26日、中2週で迎えた4戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で澤佳宏騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスアマゾンに2馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

4歳（1997年）

1月14日、中2週で迎えた5戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で澤佳宏騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のワールドチャンプに1馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

1月30日、中1週で迎えた6戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、風花特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンコウジャガーから半馬身差の2着に敗北した。

2月27日、中3週で迎えた7戦目は、珊瑚特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（5戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカラストライカーからアタマ差の2着に甘んじた。

4月29日、中8週で迎えた8戦目は、プレアデス賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（6戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月6日、中4週で迎えた9戦目は、ムーンストーン賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウゴッドに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

7月8日、中4週で迎えた10戦目は、ミネルバ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキバスコールから1馬身差の2着に敗北した。

12月12日、約5か月の休養明けで迎えた11戦目は、ターコイズ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（7戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた12戦目は、B2二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（8戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のエルモナークに半馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

5歳（1998年）

2月6日、中5週で迎えた13戦目は、サンドストーム賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（9戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた14戦目は、フェブラリー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のウメノセダンに1馬身半の差をつけて優勝

3月12日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の’98メトロポリタンカップ（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

6歳（1999年）

11月9日、約20か月の休養明けで迎えた16戦目は、トパーズ賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（10戦6勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

11月26日、中1週で迎えた17戦目は、アストライア賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（11戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦のディセンバー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、カナハラカレンに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月30日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦のイヤーエンド賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7歳（2000年）

1月30日、中3週で迎えた20戦目は、エレガント賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（7戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

3月2日、中4週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の仲春賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（8戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた22戦目は、ハンデ戦のアクアマリン賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた23戦目は、北極星賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（10戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

8歳（2001年）

2月14日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた24戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’01ベイサイドカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

3月2日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた25戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、アメジスト賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

3月29日、中3週で迎えた26戦目は、ハンデ戦のブラッドストーン賞（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた27戦目は、トゥインクルオープニング賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦のエメラルド賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（11戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の’01スターライトカップ（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（12戦6勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず13着に終わった。

7月9日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた30戦目は、大隅三喜男騎手を鞍上に迎えて、報知杯（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

9歳（2002年）

1月2日、約6か月の休養明けで迎えた31戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月21日、中2週で迎えた32戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた33戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた34戦目は、一般C（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鷹野宏史騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた35戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹野宏史騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月27日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた36戦目は、一般E（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鷹野宏史騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリメインガッツから2馬身差の2着に敗北した。

5月5日、連闘で迎えた37戦目は、一般E（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹野宏史騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のカワノメルヘンに1馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

5月13日、連闘で迎えた38戦目は、一般E（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で鷹野宏史騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のファーストフラワーに1馬身の差をつけて10勝目を達成した。

5月26日、中1週で迎えた39戦目は、一般E（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鷹野宏史騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月24日、中3週で迎えた40戦目は、一般E（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で鷹野宏史騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた41戦目は、一般E（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鷹野宏史騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカエイカンから4馬身差の2着に敗北した。